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【ゆるキャラ集合】25’大阪万博の各国キャラクター!みゃくみゃくやルーチェも

2025年大阪万博といえば目玉いっぱいの珍マスコット「ミャクミャク」が話題です。

しかし、マスコットはそれだけではありません。参加国それぞれが、万博のためにマスコットを用意ているようです。

この記事では、大阪万博に参加する各国マスコットを一覧でご紹介します。

ミャクミャクだけじゃない!大阪万博に世界のマスコット大集合

2025年4月13日から開催される大阪・関西万博(以下、大阪万博)といえば、マスコットキャラクターのミャクミャクが話題ですよね。

良くも悪くもインパクト絶大のミャクミャクは、文字通り万博の顔となること間違いないでしょう。

そして、大阪万博にやってくるキャラクターはミャクミャクだけではありません。

キャラクター大国日本で開催される万博ということもあり、参加各国は独自のマスコットキャラクターを用いて、各国パビリオンでおもてなしをしてくれるというのです。

大阪万博では、パビリオンの見学だけではなく、マスコットキャラクター巡りも楽しめそうです。


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バチカン市国のキャラクター「ルーチェ」が話題に

万博参加国のマスコットキャラクターが注目を集めるきっかけとなったのが、バチカン市国のキャラクター「ルーチェ」です(上画像はルーチェとサルバトーレ・フィジケッラ大司教)。

ルーチェは、カトリックの「聖年」を記念して作られたキャクターで、来年の大阪万博にも登場します。

日本のアニメを意識したような、かわいいキャラクターですよね。

カトリックの「聖年」とは?

聖年とは、25年に1度訪れるカトリックにおける聖なる年のこと。聖年にバチカンのサン・ピエトロ大聖堂を訪れ、「聖なる扉」をくぐると、神の赦し(大赦)をさずかれると言われています。

次の聖年は2025年です。

2025大阪万博出展国のマスコットキャラクター一覧

では、2025年大阪万博に参加する、各国のマスコットキャラクターを見ていきましょう。

以下の一覧は2024年10月末現在に発表されているものです。

アジア・オセアニア地域のキャラクター

【日本のキャラクター】ミャクミャク

ミャクミャク(大阪・関西万博公式キャラクター)

名前の由来:脈々と受け継がれてきた人間のDNA、知恵、技術、歴史、文化

出生地:関西の何処かにある小さな湧水地

性格:人懐っこいが、おっちょこちょいでよくポカをする

特技:いろいろな形に姿を変えられること、雨上がりに虹を見つけること

好きなこと:あらゆる生き物や物事と触れ合うこと

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【シンガポールのキャラクター】Merli(マーリー)

Merli マーリー(シンガポール政府観光局公認キャラクター)

性格:元気いっぱいで社交的、シンガポールだけでなく世界中に友達がたくさん

モチーフ:マーライオン

友達が来るといつでもシンガポールの一番面白い場所を案内してくれて、大好物のカヤ・トーストをごちそうしてくれる。訪れる人がシンガポールを大好きになってくれることをに情熱を注いでいる。

【タイのキャラクター】BHUM-JAI(プーム・ジャイ)

BHUM-JAI プーム・ジャイ(タイの万博オリジナルキャラクター)

チャームポイント:「タイ・スマイル」瞳には伝統的な4枚の花びら模様

コンセプト:「四無量心」慈心(他人の幸せを願う心)・悲心(他人の苦しみを和らげる心)・喜心(他人が健康で良い暮らしをしていることを喜ぶ心)・捨心(平静で差別のない平等な心)

モチーフ:4つの耳と5つの目をもつタイの怪物「シーフハーター」。たくさんの目はミャクミャクとお揃い

タイ人の独特な優しさと、居心地の良さを象徴している。

【インドネシアのキャラクター】TuM TuM(トゥムトゥム)

TuM TuM トゥムトゥム(インドネシアの大阪万博オリジナルキャラクター)

TuM TuMはトリオ

  • TUMTUM TUMALA(緑): 落ち着いてのんびりしている
  • TUMTUM TUMBAYA(赤): 活発でいつも動き回っている
  • TUMTUM TUMASA(青):創造的で細部にこだわる

コンセプト:調和の中で反映する:自然、文化、未来

【オーストラリアのキャラクター】Ruby(ルビー)

Ruby the Roo ルビー・ザ・ルー(オーストラリア政府観光局アニメアンバサダー)

性格:楽観的で、何でもできるという信念をもったオーストラリア人気質

オーストラリアの観光RPのために制作されたアニメのキャラクター。声優は女優のローズ・バーンが務めている。

ゆるキャラでご当地をPRする日本の文化を参考にしたという説もあり、ルビーのお披露目は2022年に東京で行われた。日本語版の声優は高橋メアリージュン。

ヨーロッパ地域のキャラクター

【チェコのキャラクター】RENE(レネー)

RENE レネー(チェコ共和国の大阪万博オリジナルキャラクター)

出生地:クリスタルバレー(ボヘミア地方にあるガラス細工で有名な場所)

からだ:ガラスでできている

ミャクミャクの友達。ミャクミャクの人気に感銘を受けてデザインされたキャラクター。

チェコパビリオンには、有名ガラス職人、レネー・ロウビーチェク制作のガラス製レネーが展示される。

【イタリアのキャラクター】Italia-Chan(イタリアちゃん)

Italia-Chan イタリアちゃん(イタリアの大阪万博オリジナルキャラクター)

ポップアートブランドtokidokiの創設者でイタリア出身日本在住のデザイナー、シモーネ・レニョがデザイン。

日本の色調とモチーフを使用し、イタリア文化と日本文化の融合をテーマとしている。

イタリアカラーの着物を着ておにぎりを食べている。

【ドイツのキャラクター】Circular(サーキュラー)

Circular サーキュラー(ドイツの大阪万博オリジナルキャラクター)

テーマ:循環経済(だから丸い形)

日本の「Kawaii文化」をヒントに考案されたキャラクター。

ドイツパビリオンでは、ミニサイズのおしゃべりサーキュラーが訪問者に貸し出され、ガイドとして施設内を案内してくれる。

【モナコのキャラクター】LeeLoo(リルー)

LeeLoo リルー(モナコの大阪万博オリジナルキャラクター)

モナコの伝統衣装とアニメっぽい画風の女の子キャラクターは、日本とモナコのつながりを表している。

【バチカンのキャラクター】Luce(ルーチェ)

Luce ルーチェ(バチカンの聖年記念公式キャラクター)

名前の由来:ルーチェ=光

モチーフ:2025年聖年における”希望の巡礼”の巡礼者。必需品のレインコートと杖、汚れた長靴を着用

チャームポイント:希望に輝く瞳

25年に1度のカトリックの”聖年”と大阪万博を記念してデザインされた。

デザイナーはイタリアちゃんと同じ、シモーネ・レニョ。ルーチェにはイタリアパビリオンで会える。

【ベルギーのキャラクター】名前未定

名前未定(ベルギーの大阪万博オリジナルキャラクター)

コンセプト:ベルギーの創造性と生命の構成要素である細胞の融合

名前は公募により決定(応募期間は終了)。

まとめ:大阪万博の各国キャラクターには日本文化が取り入れられている

2025大阪・関西万博にやってくる参加国のキャラクターは、各国の文化や精神を反映させたユニークなものばかりです。

とりわけ、今回の万博のためにつくられたオリジナルキャラクターには日本文化が取り入れられており、それぞれの国の日本に対するイメージを感じ取ることができて非常に興味深いと感じました。

大阪・関西万博開催まで半年を切りましたが、今後もキャラクターはまだまだ増えていくことと思われます。

万博を訪れる際は、キャラクター巡りも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

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