お笑いコンビ・レインボーのネタを丸パクリした疑いのある、漫画系YouTubeチャンネル「オンナのソノ」。
その運営者やストーリーを書いた作者は誰なのでしょうか?
この記事では、オンナのソノの中の人についてや当該チャンネルの運営システムについてご紹介します。
「オンナのソノ」にパクリ疑惑!被害者はレインボーやエレガント人生
YouTubeチャンネル「オンナのソノ」にパクリ疑惑が持ち上がりました。
「オンナのソノ」とは、クセの強い、けれども共感できる女性の生態を面白く漫画化したチャンネルです。
チャンネル登録者数は18万人越え、作品は書籍化されるほど人気を誇っています。
ことの発端は、2024年9月16日。お笑いコンビ・レインボーのジャンボたかおさんのXへの投稿でした。
凄いこいつら、俺らのコント何本もパクリにパクってるけど、許されるのか?! pic.twitter.com/MsDCCm97TA
— レインボー ジャンボたかお (@kando_jjj) September 16, 2024
ジャンボさんの投稿に添えられた画像を見てみると、レインボーが自身のYouTubeチャンネルに公開しているコントのタイトルと、オンナのソノの漫画タイトルがほぼほぼ一致しています。
しかも、パクったのはこの作品だけでなく、ジャンボさんの投稿を見た人々から、次々とパクリと思われる動画が10本程度特定されました。
被害者は、レインボーだけにとどまりません。
ジャンボさんに続いて、お笑いコンビ・エレガント人生も被害を訴えました。
私たちの動画と全く同じタイトルのものもあるみたいです。率直に言って、すごくイヤな気持ちです。 https://t.co/sxybIbV2pD pic.twitter.com/YS8NPs8qPg
— エレガント人生 祥子 (@yamaimayamai) September 16, 2024
オンナのソノで公開されている動画は900本を上回っています。
現時点で、被害を訴えているお笑い芸人は2組ですが、オンナのソノの作品数を考えると、今後も被害が増える可能性もあります。
ジャンボさんやエレガント人生のお二人の投稿は瞬く間に拡散され、オンナのソノパクリ疑惑は大炎上に発展しました。
そんな最中、オンナのソノの公式Xアカウントには鍵がかけられ、YouTubeに公開中のパクリ疑惑のある作品は削除されています。
この素早い対応に、世間では「後ろめたいことがあったから。すぐに対応したのでは?」と一層怒りの声が高まっているようです。
では、オンナのソノの運営者や作品の作者は誰なのでしょうか?なかの人の正体について調べてみました。
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YouTubeチャンネル「オンナのソノ」の運営者は小林ダルマ
YouTubeチャンネルオンナのソノの運営者は、小林ダルマという人物です。
女性かと思いきや男性でした。
「オンナのソノ」を運営する男性の過去ツイ、置いときます。ご本人はやたらと著作権侵害に厳しく、ネタをパクった人には「1再生=1000円」を請求してらっしゃいました。@Onnano_CH@Manga_daruma pic.twitter.com/gCKlnfZMro
— 滝沢ガレソ (@tkzwgrs) September 16, 2024
小林ダルマ氏は著作権侵害に非常にシビアで、過去にXにて以下のような投稿を行っていました。
「台本やサムネをパクるチャンネルの通報は、過去某漫画CHにやって収益化停止~運営停止に追い込めた記憶があるね。」
「他人の成果物をパクって自分の創作として出力するってのは、創造性を持たない人に許された唯一の創造なんですが、後で勝手に自滅するので放っておけばいい、というのが自分の考えです。」
「自分のところ、1再生につき1000円の使用料でご利用可能です。対戦よろしくお願いします!」
「(作品の無断アップロードに対して)もはや「倫理観」の話でもなく「法律違反」なので、犯罪者にならないでください。」
小林ダルマXより
このように著作権に厳しい方が、人気芸人のネタを堂々とパクるというのは信じがたいですが、真相を確かめようにも、小林ダルマ氏は騒動後にXアカウントを非公開にしており、何のメッセージも発していません。
「オンナのソノ」の漫画作者やシナリオライターは誰?
オンナのソノの作品は一人の漫画化によって描かれたものではありません。
複数名の外注シナリオライターがストーリーを担当し、作画も別のイラストレーターが担当しています。
パクリ疑惑の鍵を握っているかもしれないシナリオライターについて調べたところ、過去にシナリオを担当した方を複数発見しました。
ですが、ここではお名前は伏せておきます。
それは、次のような気になる投稿を発見したからです(↓)。
記録しておきたかったのは「シナリオは外注だけどプロットはオンナのソノ」って部分だったんだけど外注のシナリオライターさんに攻撃がいってる感じだったから画像削除しました。名前隠した検索結果だけ残しておきます pic.twitter.com/yXxH58qDqV
— 美織 (@mi_ch3orin) September 17, 2024
上の画像によると、シナリオライターの方はオンナのソノ側が作成したプロットに沿ってストーリーを書いていることになります。
これがオンナのソノの全作品に該当する制作システムであるなら、シナリオライターが独断でネタをパクった可能性は低いと考えられます。
現在、一部のシナリオライターに批判が殺到し、その方もアカウントを非公開にしていますが、その方がパクリに直接関与した証拠は現在見つかっていません。
「オンナのソノ」パクリは誰の責任?考えられる原因は?
パクリ疑惑勃発後すぐに、オンナのソノXアカウントと運営者・小林ダルマ子氏のXアカウントが非公開になってしまったため、問題の責任は誰にあるのかなど重要な情報は一切出てきていません。
すばやい動画削除などの行動から察するに、おそらくパクリは”疑惑”ではなく”事実”なのでしょう。
ではどういう過程でパクリが発生したのか?
考えられる可能性は以下の3つではないでしょうか?
- 小林ダルマ氏ら運営側の指示
- 小林ダルマ氏が関与してないところで他の運営スタッフがパクリプロットを作成した
- 運営がプロットを用意しておらず、シナリオライターが独断でパクった
いずれにしても、現時点では真相は闇の中です。
憶測で特定の人物を批判するのは控えましょう。
まとめ:オンナのソノ運営者は判明したがパクリ疑惑の原因は不明
レインボー・ジャンボたかおさんのXがきっかけで炎上したオンナのソノ。パクリ疑惑のある動画をすぐさま非公開にするなど、後ろめたさが垣間見えることから、「パクリ確定」と捉えられても仕方ないのが現状でしょう。
運営者は小林ダルマ氏であると判明しましたが、彼の公式アカウントも現在非公開となり、パクるに至った原因などは一切分かりません。
問題を放っておけば、疑惑とは無関係なクリエーターへの批判が強まることも予想されます。
運営側の何らかの発信が待たれます。