ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手が、2024年9月19日(現地時間)、対マーリンズ戦において、MLB史上初の、シーズン本塁打50-盗塁50を達成。さらに同試合中に51-51も達成しました。
世界の野球ファンが盛り上がるなか、気になるのが、大谷選手の50号ホームランボールについてです。
誰の手に渡ったのか、そしていくらの値段がつくのか調べてみました。
大谷翔平が50-50、51-51達成の大快挙!
BASEBALL HISTORY HAS A NEW CHAPTER 📖
— MLB (@MLB) September 19, 2024
SHOHEI OHTANI IS THE FOUNDER OF THE 50/50 CLUB! pic.twitter.com/olTcFidEXA
ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手が、2024年9月19日(現地時間)、対マーリンズ戦において、シーズン本塁打50盗塁50(50-50)を達成。さらに同試合中に51-51も達成しました。
50-50は154年のMLBの歴史のなかでも初の大快挙です(40-40達成者すら過去に5人のみ)。
大谷選手は同試合で打点10を記録しましたが、これもメジャー史上16人目の快挙です。
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大谷翔平の50号ホームランボールをキャッチしたのは誰?
歴史を変えた大谷選手の50号ホームランボールをめぐっては大争奪戦が勃発しました。
誰が記念すべきホームランボールをキャッチできたのでしょうか?
I’m sorry but you gotta sell out for this baseball lmao the 100k in medical bills would be covered after getting 2 million off Shohei ohtani for his 50/50 season homerun ball back pic.twitter.com/EqaiUNMM9A
— John (@iam_johnw) September 19, 2024
↑(上動画)打球の先には手を伸ばした男性。ワンバウンドしたボールを男性がキャッチしたのかと思いきや、あと一歩手が届かず落としてしまいます。
「50-50」達成の瞬間、外野スタンドがカオスに🤯
— Full-Count MLB取材班 (@fullcountmlbc2) September 19, 2024
ファンは"Oh My God!"を連発‼️
"No Way!"と信じられない様子でした😂
※動画:ファン提供
画質の粗さはご了承ください pic.twitter.com/URXPdz1Zgd
↑(上動画)先程の男性の手をすり抜けていったホームランボールは、一段下のエリアに落下します。
観客たちはたちまちもみくちゃに。最終的に、椅子の下に潜り込んだ黒いTシャツの男性がホームランボールをゲットしました。
ボールをゲットした男性は、セキュリティ守られながら、すぐさまバックヤードに連れて行かれました。
ちなみに大谷選手が50盗塁目に踏んだ3塁ベースは即座に交換されました(下動画)。
大谷翔平、50盗塁到達時のベースは
— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) September 19, 2024
しっかり交換されました👀
🎥 @BallySportsFL #大谷翔平 #ドジャース pic.twitter.com/22ElyDFe42
球団はホームランボール交換交渉を行うも、男性は拒否
一般的に、大記録を打ち立てた記念ボールをキャッチした場合、ボール所有者と球団との間でトレード交渉が行われます。
これは、ホームランボールを返してもらう代わりに、選手にまつわる特別な記念品をプレゼントするというものです。
米国各メディアによると、今回の大谷選手の50号ホームランボールに関しても同様の交渉が行われましたが、男性は交換を拒否し、ボールを自宅に持ち帰ったとのことです。
歴史的価値のあるボールなだけに、いち個人の手元に渡るのは惜しい気がしますが、それほど価値のあるボールを苦労してゲットしたからには返したくないと思う男性の気持ちも分かります。
大谷翔平の50号ホームランボールの価値はいくら?専門家の見立て
気になる大谷選手の50号ホームランボールの価値はいくらなのでしょうか?
2022年にアーロン・ジャッジ選手の62本めのホームランボールを150万ドルで売却した、ゴールディン・オークションズのケン・ゴールディン氏は、大谷選手の50号ホームランボールは25万ドル(約3,550万円)の価値があると見積もっています。
一方、ロサンゼルスで記念品ディーラーを務めるハーラン・ワーナー氏は「7桁の値段(約1億4千万円以上)が現実的だと思う」と語っています(ソース)。
専門家によって予想価格に開きがあるものの、億超えの可能性もあるというのは驚きです。
バッドやユニフォームも高額に
ホームランボールだけでなく、バッドやユニフォームにも高い価値がつくようです。
前述のケン・ゴールディン氏は、バットにも25万ドル(約3,550万円)の値段が付くと予想しています。
また、eBayの有力セラーである、リック・プロブスタイン氏は、バットとユニフォームにはそれぞれ30万ドル(約4,250万円)の値段が付くと予想しています(ソース)。
まとめ:50号ホームランボールは観客の手に!価値は億超えの可能性も
50-50超えを成し遂げた大谷翔平選手の記念すべき50号ホームランボールは、スタンドの男性ファンがゲットし持ち帰りました。
もしこのホームランボールがオークションに出品されれば、その価値は少なく見積もっても3,500万円超え、もしかすると1億4千万円以上になる可能性もあるということです。
ボールの他に、50号ホームランを打ったバットやその時着用していたユニフォームなどにも高い価値が付いています。