真田広之さんが主演、プロデューサーを務めるドラマ「SHOGUN 将軍」が、クリエイティブ・アーツ・エミー賞を14部門で受賞したことが話題となりました。
クリエイティブ・アーツ・エミー賞はエミー賞の前哨戦ともいわれていますが、エミー賞とクリエイティブ・アーツ・エミー賞の違いとは何なのでしょうか?
真田広之主演ドラマ「SHOGUN 将軍」がクリエイティブ・アーツ・エミー賞受賞
◤ 快挙達成 ◢
— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) September 9, 2024
クリエイティブ・アーツ・エミー賞発表🎉
『#SHOGUN 将軍』
史上最多14部門受賞🏆
日本人は史上最多7名全員受賞!
\来週の #エミー賞 発表にも期待/
本年度最多ノミネート作品の#真田広之 他、主要部門受賞に期待高まる✨#ディズニープラス スターで全話独占配信中 pic.twitter.com/qopZzXPwHn
現在、Disney+で配信されている真田広之さんが主演、プロデューサーを務めるドラマ「SHOGUN 将軍」が第76回プライムタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞※を受賞したことが話題になっています。
※プライムタイム(夜)時間帯に放送されたテレビ番組に与えられるクリエイティブ・アーツ・エミー賞のこと
「SHOGUN 将軍」は同賞に17部門でノミネート、うち14部門(過去最多)を受賞しています。受賞した賞は以下のとおりです。
- 短編ノンフィクション/リアリティ・シリーズ部門作品賞
- ドラマ・シリーズ部門ゲスト男優賞
- 歴史劇/ファンタジー部門美術賞
- ドラマ・シリーズ部門キャスティング賞
- 歴史劇部門衣装賞
- 歴史劇/キャラクター部門ヘアスタイリング賞
- メインタイトルデザイン賞
- 非人工装具部門メイクアップ賞
- 人工装具部門メイクアップ賞
- ドラマ・シリーズ部門編集賞
- 1時間コメディ/ドラマ・シリーズ部門音響編集賞
- 1時間コメディ/ドラマ・シリーズ部門音響賞
- 視覚効果賞
- スタントパフォーマンス賞
では、クリエイティブ・アーツ・エミー賞とはどのような商なのでしょうか?
有名なエミー賞と名前が似ていますが、2つの賞にはどのような違いがあるのでしょうか?
関連記事:【将軍も受賞】エミー賞のすごさとは?日本人の過去受賞者一覧も
クリエイティブ・アーツ・エミー賞とは?エミー賞との違い
クリエイティブ・アーツ・エミー賞は、美術や衣装、音響、視覚効果、編集など、テレビ番組における芸術的・技術的業績を称える賞(裏方さんのための賞)です。
クリエティブ・アーツ・エミー賞はエミー賞の一種であり、同じ団体が主催しています。
プライムタイムの番組が対象となるプライムタイム・クリエティブ・アーツ・エミー賞とプライムタイム・エミー賞の主催はともにテレビ芸術科学アカデミー(ATAS)です。
各年のノミネート作品は、前年の6月1日から、同年の5月31日までにアメリカで放送された番組の中からATASが選出します。
そして授賞式は、エミー賞授賞式が行わる前週末に開催されます。
まとめ:クリエイティブ・アーツ・エミー賞もエミー賞のひとつ
クリエイティブ・アーツ・エミー賞は技術者版エミー賞です。授賞式の開催時期が異なりますが、エミー賞の一種であり、その価値はエミー賞と同等と考えてもいいでしょう。
先ほどもご紹介しましたが、SHOGUN将軍はプライムタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞で史上最多の14部門を獲得ました。
これは、映画に置き換えると、アカデミー賞の音響賞や編集賞などの技術部門を14部門受賞するくらいの快挙ということです。
日本が舞台となり、日本を代表する俳優の1人である真田広之さんが主演と制作に携わった作品が史上初の快挙を成し遂げたなんて、同じ日本人として誇らしいですね。